最近洗浄剤としてますます認知度の上がっているアルカリイオン水。皆さんもかなり多くの方が知っているのではないでしょうか。現に某メーカーから発売されているアルカリイオン水が100円も値上げしました。ちょっと前まで店頭販売しているのは、このメーカーだけでしたからね。最近では商品種類も増え、スーパーでも取り扱っています。これは需要が高まっている何よりの証拠です。　
　洗浄剤として売られているものは、強アルカリイオン電解水であり、水を電解してアルカリ性度を上げたものです。飲料用はph値9前後ですが、強アルカリイオン電解水はph値12～13となります。ここまでｐｈ値が高いと飲料用としては、適さなくなります。ただ人体には無害とはいいませんが、さほど影響のない洗浄剤です。なんせもともと水ですから、上げられたｐｈ値も時間の経過とともに下がり、最後は水に戻るわけです。ですから、なおのこと、人体に優しいクリーニング剤と言えるのです。
　現在強アルカリイオン電解水は、写真のような生成機で作ることもできますが、前記したように簡単に店頭販売されているものも多く、安い商品も出ています。そのため比較的手に入れやすくなっています。
　ところが、この強アルカリイオン電解水を使用しているハウスクリーニング社はまだまだ少なく、多くは強い洗剤に頼っているのが現状です。弊社はこの強アルカリイオン電解水を多用し、人体にやさしい、地球にやさしいクリーニングを行います。

①優れた洗浄力
②BOD、COD、化学合成物質ゼロ
③発泡性ゼロ
④静電気、帯電防止効果あり
⑤除菌、消臭効果あり
⑥漂白効果あり

1.洗浄効果・消臭効果
アルカリイオン水に、なぜ洗浄効果や消臭効果等があるのでしょう？それは、アルカリイオン化することにより、水の粒が小さくなり、通常（中性）の水の粒が入れなかった隙間にも入れるようになるからです。つまり、小さな隙間にアルカリイオン水が入りこみ、隙間に入っている汚れや臭いの成分を掻きだしてくれるのです。この特徴により、漂白効果も得られるのです。ただ、漂白効果は汚れを落とすことも行いますが、若干の色落ちにも繋がりますので、ご了承ください。弊社使用の場合には、注意を払いながらの使用となりますので、一目で色落ちが判ることはありませんが、白っぽく見えることがあります。
2.除菌・殺菌効果
除菌・殺菌効果は、単純にph12ではほとんどの微生物が生きられないからです。大腸菌、サルモネラ菌、腸炎ビブリオ、緑膿菌、Ｏ-157などは、強アルカリイオン電解水噴霧後1分後には全て死滅し、検出されなかったとの研究データ（社団法人京都微生物研究所調べ）もあります。また、インフルエンザウイルスにも効果的であるとのことです。

①洗浄剤として
　a木床、塗り床、シート床、カーペット等の洗浄、消臭、除菌
　b窓、外壁、クロス等の洗浄
　　他、ビルメンテナンス会社での洗浄剤として使用されています。
②水洗塗装ブースのタンク水（腐敗防止として）
③水溶水クーラントの希釈水（腐敗防止として）
④ワックス剥離作業の希釈水として
⑤病院、介護施設などでの清掃時の洗浄剤として
⑥飲食店、ホテル等の厨房の洗浄剤として

※本革など一部使用できない素材もあります。

弊社では、強アルカリイオン電解水は、クリーニング系の施工において大活躍しています。中心的クリーニング剤としてではなく、重度の汚れに対してのクリーニング剤として使用しています。
布張り椅子のクリーニングやモケット地のカーシートのクリーニング、カーペットクリーニングにおいて、汚れの酷い場所に事前処理としてアルカリイオン水を吹き付けておき、その後のクリーニングを行います。これだけで見違えるほど汚れが落ちます。
また、タバコ臭除去のための消臭剤として、アルカリイオン水と抗菌剤により作られた消臭剤の使用も行っています（自動車関連ページ参照）。できるかぎり、アルカリイオン水を使用することにより、綺麗な仕上がりとともに「人にやさしい・地球にやさしい」施工を達成しています。安心してご依頼ください。

強アルカリイオン電解水についてのご質問、なんでもお受けいたします。「どうやってつかえばいいの？」「欲しいんだけど、何処で買えるの？」「本当に人体に影響ないの？」など、なんでも結構です。科学的専門的なお話はできませんが、できる限りのことはお答えいたしますので、遠慮なくお問い合わせください。